ガス溶接作業主任者の合格率は71.5%|令和7年度の最新データと合格基準

令和7年度のガス溶接作業主任者の合格率は71.5%です。受験者1,021人のうち、合格者は730人でした。

ただし、この合格率だけでは「自分が受かりそうか」は判断できません。

試験には、合計60%以上に加えて、各科目40%以上という合格基準があるためです。

この記事では、直近3年度の公式統計と、20問の試験で満たすべき条件を整理します。

令和7年度の合格率は71.5%

安全衛生技術試験協会の公式統計によると、令和7年度の結果は次のとおりです。

令和7年度の合格率
受験者数 合格者数 合格率
1,021人 730人 71.5%

出典:安全衛生技術試験協会「統計」

71.5%は受験者全体の結果です。個人の合格可能性を示す数字ではないため、合格基準とあわせて見る必要があります。

直近3年度の合格率の推移

一次資料で確認できた直近3年度の結果をまとめると、次のとおりです。

直近3年度の合格率の推移
年度 受験者数 合格者数 合格率
令和5年度 937人 725人 77.4%
令和6年度 1,041人 767人 73.7%
令和7年度 1,021人 730人 71.5%

直近3年度では、合格率が77.4%、73.7%、71.5%と推移しています。ただし、合格率が下がった理由は公表されていません。この推移だけから、試験そのものの難しさの変化を断定することはできません。

ガス溶接作業主任者の合格基準

試験は4科目で、各科目5問・25点です。合計は20問・100点です。

試験科目、問題数、配点
試験科目 問題数 配点
ガス溶接等の業務に関する知識 5問 25点
関係法令 5問 25点
アセチレン溶接装置及びガス集合溶接装置に関する知識 5問 25点
アセチレンその他可燃性ガス、カーバイド及び酸素に関する知識 5問 25点
合計 20問 100点

合格するには、次の両方を満たす必要があります。

  • 各科目の得点が40%以上
  • 4科目の合計得点が60%以上

各問が5点なので、問題数に換算すると「各科目で2問以上、かつ合計で12問以上」の正解が必要です。合計点だけを見ればよい試験ではありません。

出典:安全衛生技術試験協会「ガス溶接作業主任者の紹介」

12問正解していても不合格になる場合がある

次は、合格基準を説明するための架空の例です。実際の受験者の結果や公表試験問題ではありません。

合格基準を説明するための架空の例
試験科目 正解数
ガス溶接等の業務に関する知識 0/5
関係法令 4/5
アセチレン溶接装置及びガス集合溶接装置に関する知識 5/5
アセチレンその他可燃性ガス、カーバイド及び酸素に関する知識 3/5
合計 12/20

この例は合計12問正解なので、合計60%の基準には届いています。しかし、「ガス溶接等の業務に関する知識」が0問正解で、科目ごとの40%基準を満たしていません。そのため、判定は不合格です。

1科目は5問|4問間違えると科目別基準を満たせない

1問は5点です。1科目は5問しかないため、1問の正誤がその科目の20%に当たります。

科目ごとの合格基準は40%以上、つまり5問中2問以上の正解です。1科目で4問以上間違えると、正解は1問以下となり、この基準を満たせません。

全体の正解数を増やすだけでなく、4科目のどこかが2問未満になっていないかを見る必要があります。

合格率だけでは自分が受かるかは分からない

合格率は、その年度に受験した人たち全体の結果です。あなたの科目ごとの理解度や、本番で合格基準を満たせるかまでは示していません。

特にこの試験では、合計12問以上という条件と、各科目2問以上という条件を同時に満たす必要があります。全体の合格率を見るだけでは、自分がどの科目で基準を下回るかは分かりません。

そのため、自分の現在地を確認するには、総正解数だけでなく「4科目それぞれで何問正解できるか」を分けて見る必要があります。

試験の基本情報

試験の基本情報
項目 内容
問題数 20問
試験科目 4科目(各5問)
試験時間 通常は13:30〜16:30の3時間
受験資格 不要
受験料 8,800円
試験日程 地域によって異なる

出張試験の開始時刻は、会場ごとに別途定められます。また、試験日程は地域によって異なるため、受験予定地域の日程を安全衛生技術試験協会の公式ページで確認してください。

出典・更新情報

この記事では、安全衛生技術試験協会が公表する情報と、そこから算術的に換算できる数字だけを使用しています。