ガス溶接作業主任者の受験資格と科目免除|誰でも受験可
ガス溶接作業主任者試験には受験資格がありません。年齢や学歴、実務経験がなくても受験できます。
また、学校で溶接や工学・化学を学んだ人や、職業訓練・技能検定の条件を満たす人は、4科目のうち2科目が免除になります。
この記事では、安全衛生技術試験協会の案内と労働安全衛生規則をもとに、受験資格と科目免除を整理します。
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受験資格は不要
安全衛生技術試験協会の案内では、ガス溶接作業主任者試験の受験資格は「不要」です。ただし、申込みのときに本人確認証明書の添付が必要です(科目免除のため事業者証明書を添付する場合は不要)。
受験は誰でもできますが、合格後に免許を受けるには別の条件があります。くわしくは免許の条件の記事を見てください。
免除になるのは装置とガスの2科目
科目免除を受けられる人は、次の2科目が免除されます。
- アセチレン溶接装置及びガス集合溶接装置に関する知識
- アセチレンその他可燃性ガス、カーバイド及び酸素に関する知識
残る「ガス溶接等の業務に関する知識」と「関係法令」の2科目を受験します。試験時間は通常の3時間ではなく、13:30〜15:00の1時間30分です。
科目免除を受けられる人
| 科目免除を受けられる人 | 主な添付書類 |
|---|---|
| 大学(短大を含む)・高等専門学校で、溶接に関する学科を専攻して卒業した人 | 卒業証明書または修了証明書(溶接に関する学科を専攻したことを特記したもの) |
| 大学・高専などで工学または化学に関する学科を専攻した人で、その後1年以上ガス溶接等の業務に従事した経験がある人 | 卒業証明書など(工学・化学の学科を専攻したことを特記したもの)、ガス溶接技能講習修了証の写し、事業者証明書 |
| 構造物鉄工科または配管科の職種に係る職業訓練指導員免許を受けた人 | 職業訓練指導員免許証の写し |
| 普通職業訓練(金属加工系溶接科)を修了し、その後2年以上ガス溶接等の業務に従事した経験がある人 | 職業訓練修了証の写しなど、ガス溶接技能講習修了証の写し、事業者証明書 |
| 鉄工・建築板金・工場板金・配管の1級の技能検定に合格し、その後1年以上ガス溶接等の業務に従事した経験がある人 | 技能検定合格証の写し、ガス溶接技能講習修了証の写し、事業者証明書 |
工学・化学の学科の区分には、学士の学位を授与された人、省庁大学校の卒業者、一定の専修学校の修了者なども含まれます。細かい条件と書類は、協会の案内で確認してください。
なお、塑性加工科の職種に係る職業訓練指導員免許を受けた人は、試験を受けずに免許を受けられると案内されています。
免除の条件は免許の条件と重なっている
労働安全衛生規則は、ガス溶接作業主任者免許試験の科目免除を受けられる人を「別表第四ガス溶接作業主任者免許の項第一号ロからヘまでに掲げる者(ヘに掲げる者にあつては、一級の技能検定に合格した者に限る。)」などと定めています。
別表第四は、合格後に免許を受けられる人の条件を定めた表です。つまり、科目免除を受けられる人の多くは、合格後の免許の条件にも当てはまります。
科目免除の申し込み方
書面で申し込む場合は、受験申請書のB欄の学科「一部免除」を○で囲み、「(溶接装置)(可燃性ガス等)」と記入します。事業者証明書の用紙は協会のページからダウンロードできます。
申込みの受付期間や日程は試験日と申込みの記事にまとめています。
出典
- 受験資格・科目免除・添付書類・試験時間:安全衛生技術試験協会「ガス溶接作業主任者の紹介」
- 科目免除と免許の条件の条文:労働安全衛生規則(e-Gov法令検索)