ガス溶接作業主任者の独学の進め方|試験の形から逆算

ガス溶接作業主任者試験は、20問・4科目・3時間の筆記試験です。受験資格はなく、独学で受ける人もいます。

独学で気をつけたいのは、合計点だけでなく、4科目それぞれで5問中2問以上とる必要があることです。

この記事では、試験の形と合格基準から逆算して、何をどの順で進めるかを整理します。くわしい内容はそれぞれの記事にまとめています。

1. 試験の形と合格基準を知る

試験の形
項目 内容
問題数20問(4科目×5問)
試験時間3時間(科目免除者は1時間30分)
合格基準各科目40%以上(5問中2問以上)、かつ合計60%以上(12問以上)
受験資格不要

合計で12問とれていても、1つの科目が1問以下なら不合格です。例と合格率は合格率の記事にまとめています。

出典:安全衛生技術試験協会「ガス溶接作業主任者の紹介」

2. 4科目の出題範囲を確かめる

出題範囲は、ガス溶接作業主任者免許規程 第3条で科目ごとに決まっています。「業務」の科目は装置の扱い方、「装置」の科目は構造と機能、「可燃性ガス等」の科目はガスの性質と危険性、「関係法令」は法・施行令・規則の関係条項です。

一覧は試験範囲の記事にあります。

3. 協会の公表問題で、本番の形に慣れる

安全衛生技術試験協会は、ガス溶接作業主任者を含む免許試験の問題と正答を公表しています。2026年9月25日時点で、ガス溶接作業主任者は「令和8年4月掲載」と「令和7年10月掲載」の2回分が掲載されています。

  • 令和8年4月掲載分は、令和7年7月から12月までに実施した試験の問題です。
  • 令和7年10月掲載分は、令和7年1月から6月までに実施した試験の問題です。
  • 協会は、令和8年1月1日以降に施行された法令には対応していないと注意しています。法令の問題は、今の条文で確かめてください。

公表されているのは問題と正答です。なぜその答えになるのかは、自分で条文や資料に当たって確かめる必要があります。

出典:安全衛生技術試験協会「公表試験問題(労働安全衛生法に基づく免許試験)」

4. 関係法令は条文で確かめる

関係法令の範囲は、労働安全衛生法・施行令・規則の関係条項です。条文はe-Gov法令検索で誰でも読めます。

条文:労働安全衛生規則/労働安全衛生法施行令(e-Gov法令検索)

5. 科目ごとの弱いところを見つける

足切りがある試験なので、「どの科目が2問に届かないか」を早めに見つけることが大事です。

ROUTEGRALの練習問題(全19問・無料)は、4科目の問題に、根拠にした法令・技術資料の名前と場所を付けています。最後まで解くと、科目ごとの正解数が表示されます(専門家の監修は受けていません)。

6. 申込みと、合格後の免許の条件を確認する

出典